事前のご相談とか、そうでなくてもお客様との立ち話の中でもそうなのですが、やはり私の仕事柄、私の顔を見ると、お葬式の話になってしまうことが多いです。
皆さんおっしゃるのは…
「同年代の友達と集まると、お葬式とかお墓とかの話が多いのよー」
だそうです。
日常の会話で、私にも関わる話題になるのは、仕事的にはありがたいことですし、そういう関心や心配があるからこそ、事前のご相談に来て頂けたりするわけで、お役に立ちたいな、とその都度思います。
ただ、同時に、矛盾してるようで恐縮ですが、考えてしまう事は、それぞれの人生の後半、仕上げの大切な時間、葬儀の事やお墓の事ばかりの思案じゃもったいないなあ… と、いうことです。
暮らしの中の、興味、関心はもっと楽しい事、わくわくする事のほうが楽しいんじゃないかなあ、と。
で、行き着く結論がこうです。
「お客様が必要以上に最後のことばかり、考えなくてもいいように、私ががんばりゃいいんだ」と。
なので、事前のご相談の後には、こう言っています。
「今日、いろいろご相談頂きましたので、もう大丈夫です。あとは、お葬式の事なんて忘れていいですよ。私が考えますから」
「明日からは、楽しいことを考えてお過ごしください!」
と言っています。
すると皆さん、「ほんとだねぇ」 と言って、ニッコリされます。